本研究部門では、界面を「時空間的な機能発現の場」として捉え、従来の界面理論の検証・実証から出発し、新規な物性・機能・理論を創出し、最終的にこれまでにない新規機能性材料を開発することを目指します。具体的な研究対象は、ソフト(有機物中心)・ハード(無機物中心)・ナノ材料・バイオ材料など多岐にわたり、基礎と応用の視点からプロジェクトを推進します。
東京理科大学は、伝統的に「界面科学」を専門とする研究室が各キャンパスに設置されています。このような学問領域を専門とする研究者が集まり、1981年に「界面科学研究所」が設立され、キャンパス・学科横断型の研究所として活発に活動してきました。その活動は日本および世界において広く認知されています。今後も、これまでの伝統を継承しつつ、化学・物理・バイオサイエンス・機械工学・理論科学などの側面から界面科学を主題に研究を行っている研究者が、「界面のダイナミクス」と「先端科学計測」をキーワードに、相互の情報交換および連携によって、界面現象に関する基礎から応用までの先端研究を実施していきます。
当部門のより詳しい説明については 総合研究院ホームページ をご参照ください。